リネンのお話

リネンの歴史

リネンは、英語でLinen、フランス語ではLin、ドイツ語ではLeinen、スペイン語ではLino、ポルトガル語ではLinho。

リネンは麻の一種ですが、麻と呼ばれる布には、とてもいろんな種類があります。

それは原料の違いによるもので、麻袋などに用いられるジュート、
堅くて張りのあるラミーなど、質感もさまざまです。日本の麻は
堅く、ちくちくするという印象がありますが、それはリネン以外の麻です。
リネン100% のものは、滑らかで肌触りが良く、上質とされています。
また丈夫で耐久性がありますから、長く使うことができます。


リネンの歴史

古代エジプト時代から『月光で織られた生地』と呼ばれ、
『聖なるもの』とされてきたリネンは、『純潔』の象徴とされ、
ギリシャローマの時代の貴婦人達に愛されてきました。

中世には一部の上流階級から始まり、次第に庶民の生活に広がり、
普段の生活に取り入れられるようになりました。19世紀には
化学繊維が普及し、その利用は少なくなりましたが、最近は自然志向の高まりからまた静かなブームが起こっております。

かつてヨーロッパの家庭では娘が嫁ぐ時の花嫁道具としてハウスリネンを
準備し持たせました。今ではその習慣もほとんどなくなってしまったのですが、
いまも僅かにその習慣を残す地域があります。

女の子が生まれると、その子のたんすの引き出しに結婚する日の下着を入れ
毎年誕生日を迎えるたびに花嫁道具としてリネン製品を揃えていくのだとか・・・

また結婚が決まると、リネンのベッドカバーに豪華な刺繍を施し、
花嫁道具の一つとして嫁ぐ日のために準備するのだそうです。

とても素敵なお話ですね。

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店長の挨拶

こんにちは!店長のようこです。太陽の恵みを受けてすくすく育ったフラックスという植物から作られるリネン。抜群の吸水性や速乾性など、私たちの暮らしをとっても心地よいものにしてくれます。リネンハウスと毎日の暮らしが心地よくなるひと工夫しませんか?
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